松林伸幸氏
(2007年6月1日、2日)



2007年6月1日(金)、2日(土)
松林伸幸氏 (京都大学 化学研究所)

関心をお持ちの方の出席を歓迎致します。例えば、ベシクル等への麻酔薬の吸着現象に興味を お持ちの方にも興味を持っていただける内容だと思います。なお、1日目の(I)は、講演会形 式で行います。一方で、2日目の(II)は、インフォーマルセミナーです。従って、割り込みやス キップあるいは後戻りをしながら、時に背景や方法の詳細に入り込むセミナーになるのではな いかと思います。


エネルギー表示法による溶媒効果の自由エネルギー解析 (I)
日時:2007年6月1日(金)16:00〜17:00
場所:箱崎地区 理学部 3階 化学第2講義室
エネルギー表示法による溶媒効果の自由エネルギー解析 (II)
日時:2007年6月2日(土)13:30〜15:30
場所:六本松地区 2号館 1階 
化学セミナー室(東側の化学第2実験室のドアから入って下さい)


概要

溶液内過程の速度・平衡の理解・制御の鍵を握る量は自由エネルギーである。溶液の分子論的記述のために分布関数を導入し、
分子間相互作用 ⇒ 分布関数 ⇒ 自由エネルギー
という階層的な理論構成を密度汎関数理論に立脚して定式化する。その後、近年定式化されたエネルギー表示法を解説し、 超臨界流体やミセル・ベシクル・生体分子系における溶媒効果の自由エネルギー解析について述べる。

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