Department of Chemistry, Graduate School of Sciences, Kyushu University

Matsumori Research Group
Laboratory of Bioanalytical Chemistry

設備紹介Equipment


実験室一覧


 普段私たちが研究を行っている実験室となります。展開先で各部屋の環境・機器を詳しく紹介します。

 B909 合成室
 この部屋で実験に使われるサンプルの合成から精製までの全工程が行われます。最も多くの試薬を保管している部屋でもあり、私たちの研究活動の基盤となる部屋となっています。
 B910 分析室
 B910には蛍光顕微鏡や分光蛍光顕微鏡など基本的な分析機器がそろっています。蛍光によるサンプルの観察や微量な試料の測定等が行われます。
 B911 微量分析室
 B911分析室は、キャビラリー電気泳動装置 (Capillary Electrophoresis, CE) や液体クロマトグラフィー (Liquid Chromatography, LC)、エレクトロスプレーイオン化-質量分析装置 (ElectroSpray Ionization-Mass Spectrometry, ESI-MS) など、化学分析に関連した実験装置が多くある実験室です。
 この部屋では最先端の分析装置を導入するだけではなく、私たち自身が設計した新しいデバイスや分析原理を取り入れた革新的な分析システムを開発することで、世界最先端 (主に世界最高感度) のバイオ分析研究を展開しています。
 B808 培養室
 B808では実験で用いる動物細胞を培養しています。培養した細胞を蛍光プローブなどで標識して観察に用いており、薬剤や天然物が細胞に及ぼす影響を調査しています。また、研究に使用するタンパク質の合成・抽出のための菌類の培養もここで行っています。
 D403 加工室
 D403加工室には、ガラスプラーやマイクロフォージ、スパッタ装置などのデバイス加工装置、また凍結ミクロトームやレーザーマイクロダイセクション (Laser MicroDissection, LMD) などの組織試料 (マウスやヒトの検体) を採取するための装置を置いています。
 この部屋で加工したマイクロニードルなどの独自デバイスは、B911化学分析室で細胞採取や高感度分析のために利用されます。また、同じくD403で採取した組織微小環境などの生体試料をB911で超高感度分析することで、医療・創薬に向けたバイオ分析研究を展開しています。
 その他共通機器
 研究においては当研究室所有の機器だけでなく、他研究室や他機関の機器をお借りして実験することもあります。ここではその一部を紹介いたします。

お問い合わせ

松森 信明 教授
〒819-0395
福岡市西区元岡744
ウエスト1号館9階 B908号室
Tel&Fax 092-802-4153
Email matsmori(at)chem.kyushu-univ.jp