Laser Flash Photolysis system UNISOKU TSP-1000
Laser Flash Photolysis system UNISOKU TSP-1000
レーザーフラッシュフォトリシス法は、パルス光によって試料を励起して光化学反応などを誘起し、試料の光吸収率の変化を時間的に追跡して、その反応を解析する手段である。その励起光源としてパルス幅の極めて短い(〜ps、〜ns)レーザーを使うため、極めて高速な反応をその吸収変化によって追跡できる。本装置ではパルス幅が約5 ナノ秒のパルスYAG レーザーが用いられており、検出器にはフォトダイオードアレイが使用されているため、最高10nsの時間分解能で試料の瞬間的な過渡吸収スペクトルを得ることが可能となっている。