Shimadzu MultiSpec1500 Photo-Diode-Array Spectrophotometer
この装置はシングルビーム型の分光光度計である。デメリットは長時間の測定を行う場合に、光源強度の変動が測定結果に反映するところである。他方、本測定装置のメリットは、検出器が1024チャンネルの配列型半導体素子からなり、全波長領域について高速で測定することができる点である。200-800 nm の波長領域に関し、0.1秒ごとの吸収スペクトルを測定することができる。比較的迅速な反応の速度測定に好都合な装置である。スターラー設備を用いて、固体溶解直後から進行する迅速反応の解析にも用いている。
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